お気に入りの鞄の持ち手が剥がれてショック…。「修理は高いし…」と、クローゼットの奥にしまい込んでいませんか?
実は、身近な100均グッズや手持ちのスカーフで、驚くほど簡単におしゃれに直せる方法があるんです。
この記事を読めば、あなたの大切な鞄がもう一度輝き出しますよ。
【忙しい方へ:要点まとめ】
鞄の持ち手が剥がれてお困りでも、大丈夫。解決策は意外とシンプルです。状況に合わせて、最適な方法を選んでみてくださいね。
こんな時はどうする? | こうしてみよう! |
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とにかく手軽に何とかしたい | 100均の補修テープや、手持ちのスカーフを巻くだけでも、ぐっと見た目が良くなります。 |
きれいに、長く使いたい | やはりプロの修理業者がおすすめです。まるで新品のように蘇りますよ。 |
使っているのが「革」の鞄 | ぜひ修理を!お手入れ次第で長く使える革製品は、修理してこそ価値が上がります。 |
使っているのが「合皮」の鞄 | 寿命は約2〜3年。修理代を考えると、思い切って買い替えるのも賢い選択肢の一つです。 |
鞄の持ち手が剥がれた時に自分で修理する方法とは

この記事で分かること
- 鞄の持ち手が剥がれたときの自分でできる修理法を7つ紹介
- 100均グッズを使った応急処置やおしゃれなリメイク術がわかる
- 修理と買い替え、どちらを選ぶべきかの判断基準が学べる
- 革と合皮バッグの違いによる修理対応のコツが理解できる
愛用の鞄の持ち手がポロポロと剥がれてしまったら、本当にがっかりしますよね。
専門店に頼むのが一番確実ですが、応急処置や簡単なリメイクなら自分でも十分にチャレンジ可能です。
この記事では、100均グッズを使った手軽な補修から本格的な作り替えまで、様々な修理方法を具体的にご紹介します。
100均のテープで手軽に補修!鞄の持ち手の剥がれを修理する方法
「とりあえず、この剥がれをどうにかしたい!」そんな時に真っ先に試したいのが、100均の補修テープです。
革用や布用など、驚くほど素材別のテープが揃っているので、鞄の素材に合わせて選んでみてください。使い方は剥がれた部分にテープを貼るだけ。素早く補修でき、見た目も想像以上にキレイになります。

私も合皮トートの持ち手がみすぼらしくなってきたので、ダイソーの「合皮補修シート」を試してみました。幅を合わせてカットして貼るだけで、5分もかからず作業完了。3ヶ月経った今でもしっかり接着していて、まだまだ現役で使えそうです。

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応急処置に最適!テープを使ったバッグの持ち手修理テクニック
修理テープで補修するなら、ひと手間かけるだけで仕上がりが格段に変わります。
まず、剥がれた部分の汚れや油分をアルコールで拭き取りましょう。次に、テープをハサミでキレイにカットし、空気が入らないよう端から丁寧に貼り付けます。
テープの色を鞄に合わせれば、応急処置とは思えないほど自然な見た目に。
ただ、あくまで一時的な対策なので、過度な期待は禁物です。
革の持ち手が片方だけ完全に取れてしまったんですが、片側だけ作り替えるのってできるんでしょうか?
技術的には可能です。でも、左右で質感や色合いが変わると、かえってバランスが悪く見えることも。もし可能なら、両側まとめて新しくするのがベストですよ。もちろん、技術に自信がなければ迷わず専門店に相談してくださいね。
鞄の持ち手が剥がれたら?リメイクでオリジナルバッグに
いっそ、持ち手の剥がれを「デザインの一部」として活かしてみませんか?
剥がれた上からレースやリボン、ビーズなどをあしらえば、世界に一つだけのオリジナルバッグに生まれ変わります。
リメイクシールやボンドを使えば手軽に装飾できますが、素材によっては剥がれやすいので注意してください。
リメイクに100均テープを活用するのもおすすめ。種類豊富なテープを組み合わせれば、簡単にオリジナルデザインが楽しめます。使い方のコツは以下の記事で詳しく解説しています。
みなさんも、ぜひ自分だけのオリジナルバッグ作りを楽しんでみてください。きっと毎日のお出かけが、もっとワクワクするはずです。
ボロボロになったバッグの持ち手をスカーフで隠す、おしゃれな修理法
持ち手がボロボロになってしまったら、スカーフやバンダナで巻いて隠すのが、最も手軽でおしゃれな方法かもしれません。
やり方は、スカーフを細長く折りたたんで、持ち手にくるくると巻きつけて結ぶだけ。これだけで、傷んだ部分を隠せるだけでなく、バッグ全体の印象も華やかに変わります。最新のトレンドを取り入れたスカーフの巻き方などは、VOGUE JAPANのようなファッションメディアで紹介されているコーディネートも参考になります。
スカーフはバッグ本体の色と合わせるのが、統一感を出すポイントです。
持ち手の剥がれをニスで塗り直す修理法
合皮の持ち手の表面が、少しポロポロと剥がれてきた程度なら、ニスでの補修が有効です。
100円ショップなどで手に入る革用のニスを、細い筆で丁寧に塗り重ねていきましょう。
塗る前には、剥がれた部分の汚れをきれいに落とすのを忘れずに。ニスが乾いたら2〜3度重ね塗りすると、強度が増して長持ちします。
色を完全に合わせるのは難しいですが、近い色を選べばほとんど目立ちません。
ただし、塗りムラができると逆効果になることもあるので、焦らず少しずつ作業するのが成功のコツです。

ひび割れた持ち手も諦めないで!自分で試せるバッグの修理テクニック
革の持ち手にうっすらとひび割れが…。そんな時も、すぐに諦める必要はありません。
まずは、ひび割れ部分に革用の保湿クリームをしっかり染み込ませ、革を柔らかくしてあげましょう。
次に、ひび割れを指で押さえるようにしながら、革用の接着剤を薄く塗布します。そのまま半日ほど固定すれば作業は完了です。クリームの油分で自然なツヤも蘇り、浅いひび割れならほとんど目立たなくなるでしょう。
深いひび割れはプロに任せるのが無難ですが、初期段階なら自分で修復することも可能です。

持ち手の作り替えで本格的な修理を
様々な補修を試してもダメだった…。そんな時は、最終手段として持ち手自体の作り替えに挑戦してみましょう。
古い持ち手を丁寧に取り外し、それを元に型紙を作成。新しい革や布を裁断し、ミシンで縫い合わせて本体に取り付ければ完成です。
工程はやや複雑ですが、完全にオリジナルの持ち手を作れるのが何よりの魅力と言えます。
手芸が得意な方にとっては、腕の見せ所かもしれません。型紙の精度が仕上がりを左右するので、納得いくまで試作を繰り返すのがおすすめです。
鞄の持ち手剥がれの修理を業者に依頼するメリットと費用相場

ここでは、業者への依頼を検討している方のために、そのメリットと費用相場について解説します。
プロに任せれば間違いありませんが、料金は事前にしっかりチェックしておきましょう。安心と品質には、それなりのお値段がつくものですからね。
鞄 持ち手 剥がれ 修理 値段の目安は?
鞄の修理費用は、ブランドや素材、ダメージの度合いによって大きく変わります。一般的な持ち手の剥がれ補修は5,000円~15,000円程度が相場ですが、あくまで目安です。
部分的な補修なら1万円以内に収まることが多い一方、作り替えとなると2〜3万円ほどかかるケースも。
特に、エルメス(HERMÈS)のような最高級ブランドの製品は、専門の職人による高度な技術が求められるため、修理費用も高額になる傾向があります。依頼する前には、必ず見積もりを取って料金を確認しましょう。
プロの技術できれいに仕上げてもらえる
業者に頼む最大のメリットは、やはりその仕上がりの美しさです。熟練の職人が一つひとつ丁寧に修復してくれるため、まるで新品のように蘇ります。
素人では難しい細かな部分の修理や、元に近い色への染め直しなどもお任せできます。
修理跡が目立たず、鞄の寿命を延ばせるのは専門店ならではの魅力。アフターケアが充実している店舗を選ぶと、さらに安心ですね。
持ち手以外の修理も一緒に頼める
修理を依頼する際は、持ち手以外のダメージも一緒に見てもらうと良いでしょう。ファスナーの不具合や内張りの破れなど、気になっている箇所をまとめて相談できます。
プロの目で全体をチェックしてもらうことで、自分では気づかなかった不具合が見つかることも。
一度にメンテナンスすることで、結果的に鞄が長持ちし、将来的な修理費用を抑えられる可能性もあります。
合皮のバッグは修理せずに買い替えも検討を
残念ながら、合皮のバッグは経年劣化を避けられません。
表面の塗装が剥がれてきたり、素材自体がボロボロになってきたら、もはや修理は難しいでしょう。
無理に直そうとするよりも、買い替えを検討した方が賢明です。
合皮の寿命は一般的に2〜3年。革製品に比べて短いため、修理代を考えると新品を購入した方がお得なケースも少なくありません。
革バッグなら修理して長く愛用するのがおすすめ
対照的に、本革のバッグは修理を重ねて長く愛用する価値があります。
革は使い込むほどに風合いが増し、経年変化そのものを楽しめるのが魅力。多少のキズや汚れは、プロの手で美しく修復可能です。
こうした革製品の価値については、当サイトのリンク集でも紹介している日本皮革産業連合会 (JLIA)などもその魅力を発信しています。
定期的なメンテナンスを続ければ、10年以上使えることも珍しくありません。
革バッグにとって修理は、未来への投資とも言えますね。自分だけの味わい深い一点モノへと育てていく楽しみを、ぜひ感じてみてください。

バッグの修理に関するよくある質問
合皮のバッグはどのくらいで劣化しますか?
使用頻度や保管状況にもよりますが、多くの合皮バッグは2〜3年で寿命を迎えると言われます。丁寧に扱っていても、早ければ1年ほどで表面のべたつきや剥がれが始まることも。日光や湿気に弱いため、風通しの良い場所での保管が大切です。
革バッグの型崩れの直し方は?
まず、ドライヤーの温風を当てるなどして、型崩れした部分を少し温めて革を柔らかくします。次に、中に新聞紙などを詰めて形を整え、半日〜1日ほど置けばOKです。革用クリームを塗り込むと、より効果が高まりますよ。
鞄の持ち手が剥がれたとき、100均グッズで本当に補修できるの?
はい、応急処置としては十分可能です。補修用テープやニスなど、便利なアイテムがたくさんあります。素材に合ったものを選び、丁寧に作業すれば、見た目もかなりきれいに仕上がります。
持ち手の修理を自分でやるのと業者に頼むのでは、どちらがいい?
応手軽な応急処置ならセルフ修理、美しい仕上がりと耐久性を求めるならプロへの依頼がおすすめです。特に大切な革製バッグは、専門店の技術で修理することで、さらに長く愛用できます。(出典元:伊藤鞄製作所)
鞄の持ち手をリメイクして使うアイデアはありますか?
もちろんです!定番のスカーフ巻きのほか、デザイン性の高い布テープを貼ったり、チャームを飾ったりするのも素敵です。修理をきっかけに、自分だけのオリジナルデザインを楽しんでみてください。
まとめ

鞄の持ち手が剥がれても、諦める必要はありません。この記事でご紹介したように、たくさんの対処法があります。
- 応急処置やリメイク:100均の補修テープやスカーフ巻きなら、手軽に試せます。
- セルフ補修:軽い剥がれならニス、ひび割れには革用クリームと接着剤で対応可能です。
- 本格的な修理:手芸が得意なら持ち手の作り替え、自信がなければプロの業者へ依頼するのが確実です。
特に合皮は寿命(約2〜3年)を考えて買い替えも視野に入れ、本革は修理して長く育てるのがおすすめです。
簡単な補修は自分で行い、大切な鞄や本格的な修理はプロに任せるなど、状況に応じて使い分けるのが賢い選択と言えるでしょう。
この記事が、あなたの大切な鞄を長く使い続けるための一助となれば幸いです。
簡単なリメイクなら100均グッズで十分ですが、本格的な修理にはプロの技術が必要不可欠。
素材の特性を理解して、大切なバッグを長く使い続けましょう。