世界中のセレブリティから愛されるエルメスのバーキン。この特別なバッグに付属するクロシェット(鍵カバー)とカデナ(南京錠)をどう扱えば良いのか、バーキン クロシェット 付け方に悩む方は少なくありません。
高価なバッグだからこそ、自己流で傷をつけたり、エレガンスを損なうような扱いは避けたいですよね。この記事では、一流の所有者にふさわしいクロシェットの正しい装着手順と、バッグの価値を守りながら品格を高めるスマートなスタイリング術を、専門的な視点から丁寧にご紹介します。
【忙しい方へ:要点まとめ】
バーキンに付属するクロシェット(鍵カバー)とカデナ(南京錠)は、単なる付属品ではなく、バッグの品格を高める重要な装飾です。カジュアルに見せず、上品に美しく見せるための基本は、クロシェットの革ストラップをフロントハンドル根元に「ゆるくループさせる」ことです。これにより、クロシェット本体とカデナが自然にバッグの正面に垂れ下がり、揺れすぎず、革や金具に不必要な摩擦を与えるリスクも最小限に抑えられます。
| 運用スタイル | カデナの装着位置 | 優先するメリット |
|---|---|---|
| エレガンス重視 | クロシェットのループに通し正面に垂らす | バーキンらしいアイコン性、華やかさ |
| リセール価値重視 | バッグ内部のポケットに収納(不装着) | 革・金具の傷防止、美しい状態の維持 |
| カジュアル志向 | カデナを外し、クロシェットのみを垂らす | 軽量化、控えめな印象 |
エレガンスを極める「クロシェット」の正しい装着方法

この記事で分かること
- バーキンのクロシェットを傷つけずに美しく装着する手順が分かります
- カデナを付けたままにする場合の最適な保管方法を理解できます
- TPOに応じたバーキンの品格ある持ち方と応用テクニックが学べます
- メンズバーキンの選び方や、ツイリーを用いた洗練された活用術が手に入ります
せっかく手に入れたバーキンですから、そのアイコンとも言えるクロシェットの扱い方で、人から見て「少し雑なのでは?」と思われるのは避けたいですよね。エルメスのバーキンにおけるクロシェットは、単なる鍵の入れ物ではなく、バッグ全体のバランスと品格を決定づける重要なディテールです。
このエレガントな装飾を正しく、かつ美しく装着することで、お手持ちのバーキンの魅力が格段に向上します。ここでは、クロシェットとカデナを正しく扱うための基本手順と、大切なバッグを守るための知識を解説します。
基本手順:カデナを美しく吊るす位置と角度
クロシェットの基本的な装着位置は、バッグ正面のハンドル根元部分です。この正しい装着手順を実践することで、クロシェットが不自然に浮き上がったり、バッグのシルエットを歪ませたりするのを防げます。
具体的な手順は以下の通りです。
- ストラップの準備: クロシェットからカデナを外し、鍵が中に入っている状態にします。
- 根元に通す: クロシェットの革ストラップの細い先端を、フロント側のハンドル根元にある金具(カン)と革のすき間から、バッグの背面側へと通します。
- ループを作る: そのままストラップをハンドル根元に沿って一周させ、再び前面へ戻します。
- 固定: ストラップの先端を、クロシェット本体につながる革の輪(ループ)にくぐらせ、優しく引き締めます。この時、ストラップがハンドルに巻き付くのではなく、「ぶら下がるための輪」を作るイメージを持つことが重要です。
- カデナの装着: 最後に、カデナをクロシェットの革の輪に通し、バランスよく垂らします。カデナの位置がバッグの中央、またはハンドル根元から自然に垂れ下がるのが最も美しいとされる角度です。
絶対に避けたい!クロシェットでバッグを傷つけないコツ
バーキンを愛用する上で、最も避けたいのが、カデナやクロシェットによる革の擦り傷やへこみです。特にトゴやエプソンなどの型押しレザーは比較的傷に強いものの、デリケートな素材では細心の注意が必要です。
カデナを装着して持ち運ぶ際は、以下の点に留意しましょう。
- 激しい揺れを避ける: カデナがバッグの本体や、ターンロックの金具(トゥルニク)に強く当たることで、「スマイリー跡」と呼ばれる小さなへこみや傷がつくことがあります。持ち運びの際は、バッグを乱暴に揺らさないよう意識することが大切です。
- ストラップは緩やかに: クロシェットのストラップをハンドルにきつく巻き付けすぎると、革に過度な力がかかり、革の変形や金具の緩みの原因となります。あくまで「ぶら下げる」感覚で、ストラップを緩やかに通してください。
- 長時間の固定を避ける: カデナをトゥルニク(金具の穴)に固定したまま長期間放置すると、金属部分が革に食い込み、跡が残るリスクがあります。ロックを飾る場合でも、時々位置をずらすなどの配慮が求められます。
傷や劣化を防ぐカデナの最適な長期保管方法
バーキンのリセール価値を高める上で、付属品の美しさは非常に重要です。日常的にカデナを外している場合や、長期間バッグを使用しない場合は、最適な方法で保管しましょう。
カデナやクロシェットは、バッグの本体とは別に保管することをおすすめします。
カデナの保管:
- 購入時に付属していた専用の布袋に入れ、金具同士がぶつからないように分けて保管します。
- 湿気のない、直射日光の当たらない場所を選びましょう。
- カデナ単体での使用を検討している場合を除き、鍵はクロシェット内に収めたままにしておくと紛失を防げます。
クロシェットの保管:
- 湿気によるカビや革の変質を防ぐため、風通しの良い場所に置きます。
- 革が曲がった状態で固定されないよう、平らな場所に置くか、付属の保存袋に入れて立てて保管するのが理想です。
バーキンが映える「品格ある持ち方」と応用テクニック

「せっかくのバーキンだから、日常使いでも美しく持ちたい」そう願うのは、一流の所有者としての自然な気持ちでしょう。バーキンは持つ人の個性を表現するキャンバスです。クロシェットの付け方だけでなく、バッグそのものの「持ち方」一つで、印象は大きく変わります。ここでは、格式高い場から日常まで、バーキンを最も美しく、そして品格を持って見せる持ち方をご紹介します。
普段使いで「使い倒す」ためのフラップの扱い方
バーキンを特別な日のためだけでなく、日常で「使い倒す」トレンドは、多くのファッショニスタに支持されています。この時、フラップ(蓋)をどう扱うかが、バッグの印象を大きく左右します。
- フラップを内側に折り込む「オープンスタイル」:最も一般的に見られるスタイルです。フラップを内側に折り込むことで、荷物の出し入れがスムーズになり、カジュアルかつリラックスした雰囲気が生まれます。日常のショッピングやランチなど、気取らない外出時に最適です。
- フラップを閉じる「クローズドスタイル」:フラップを閉じ、ベルト(クロア)を締めてカデナでロックする正式なスタイルは、フォーマルな場やビジネスシーンにふさわしいです。バッグの端正なシルエットが強調され、堅牢で格式高い印象を与えます。
オープンスタイルで持ちたい方は、以下の点に注意してください。
- 内側に折り込んだフラップで、バッグの内部構造を傷つけないよう優しく扱う。
- 荷物が少ないと形が崩れやすいため、バッグインバッグなどで内部をサポートする。まるで絵画の額縁のようにバッグの形を支えることで、中のフラップがバッグに与える負担を軽減できます。
知っておきたい!フォーマルなシーンで最も美しい所作
正式なパーティーや格式高いビジネスの場では、バーキンも装いの一部として、最も美しい所作を意識する必要があります。
この場合、「表持ち(おもてもち)」と呼ばれる、フラップとベルトのある面を外側に向ける持ち方が基本となります。腕に軽く抱え込むように持ち、決して脇の下に挟むような雑な扱いは避けてください。
| シーン | おすすめの持ち方 | 意識すべきポイント |
|---|---|---|
| 公式パーティー | クローズド・手持ち | バッグを床に直置きしない、テーブル上にも置かない |
| 商談・会議 | クローズド・手持ち | 握手や名刺交換の妨げにならないよう配慮する |
| 観劇・美術館 | オープン・手持ちまたは裏持ち | 他の人の迷惑にならないよう、バッグを身体側に寄せる |
フォーマルな場面では、バーキンをしっかりと閉め、カデナを装着した状態で持つことで、バッグが持つ「セキュリティ」と「エレガンス」の両方の側面を最大限に引き立てることが可能です。
【応用】上級者が実践するカデナ・クロシェットのアレンジ術
基本の付け方に慣れたら、より個性と洗練をプラスするアレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか。上級者の間では、カデナとクロシェットをあえて別の方法で使うテクニックが人気です。
- カデナをチャームとして活用:カデナをクロシェットから外し、ツイリーなどでデコレーションしたハンドルに、単独でチャームのように吊るす方法があります。ゴールドやパラディウムの光沢が、動くたびに華やかなアクセントを加えてくれます。
- 裏側に垂らす「控えめアレンジ」:クロシェットを装着する際、あえてバッグの背面側(身体に接する側)に垂らすことで、正面はシンプルに、背中側にさりげない品格を演出できます。「バーキンをあまり目立たせたくない」という控えめなエレガンスを好む方に適しています。
- カデナはジュエリーとして:カデナ自体をネックレスのトップやブレスレットのチャームとして流用する上級者も存在します。バーキンから外されたカデナは、身につけるジュエリーとしても特別な存在感を発揮します。
バーキンカデナとは?一流の所有者が知るべき知識

お手元のバーキンに付属するカデナやクロシェットが、どのような意味を持つのか、その背景を知ることで、バッグへの愛着はさらに深まります。バーキンに付属するカデナ(Cadena)は、単なる南京錠ではありません。それは、エルメスのクラフトマンシップと歴史的な背景を象徴する重要なパーツです。一流の所有者として、カデナにまつわる知識を深めることは、バーキンをさらに深く愛用することにつながります。
クロシェットとカデナが持つ歴史的・象徴的な役割
クロシェットはフランス語で「小さな鐘」を意味し、その名の通り、鍵を格納する革製のカバーがベルのような形状をしています。一方、カデナはフランス語で「南京錠」を意味し、防犯性を高めるための本来の機能を持っています。
このセットは、1984年にジェーン・バーキンと当時のエルメス会長ジャン=ルイ・デュマの出会いから誕生したバーキンに、旅行鞄のルーツを持つエルメスが「旅の安全」という願いを込めて付属させたものです。現代では実用性よりも、「アイコン的な装飾」としての意味合いが強くなっています。
鍵穴の刻印から読み解くバーキンの製造年代
バーキンの製造年やアトリエを特定できる刻印は、バッグ本体のクロア(ベルト)の裏側などにありますが、カデナにも重要な情報が刻まれています。
カデナの側面や底面には、多くの場合、数字やアルファベットが刻印されています。
| 刻印の種類 | 意味する情報 |
|---|---|
| 数字(例: 102) | カデナの固有番号 |
| アルファベット(例: Z) | カデナを製造した工房や職人のコード |
| 鍵の番号 | カデナを開ける鍵の番号 |
これらの刻印は、バーキンが本物であることの証明の一つにもなり、真贋判定や将来的なメンテナンス、修理の際に重要な役割を果たします。
カデナの素材(ゴールド・パラディウム)が与える印象の違い
カデナの金具の色は、バーキン本体の金具(ターンロックや底鋲)の色と統一されています。主な素材は、ゴールドメッキ(金色の金具)とパラディウムメッキ(銀色の金具)です。
- ゴールドメッキ(G金具):華やかで温かみがあり、クラシックでゴージャスな印象を与えます。特にトゴやクレマンスなどのマットな革と組み合わせると、高級感が際立ちます。
- パラディウムメッキ(P金具):クールでモダン、洗練された都会的な印象を与えます。エプソンやスイフトなどの張りや光沢のある革との相性が良く、ジェンダーレスなスタイルにも馴染みやすいです。
どちらを選ぶかは完全に個人の好みですが、お手持ちのジュエリーの色とカデナの色を合わせることで、全身のコーディネートに統一感と細部にわたるエレガンスが生まれます。
個性を演出する「ツイリー」の洗練された活用術

ツイリーは、バーキンをパーソナライズし、ハンドルを保護するための不可欠なアクセサリーです。その色柄を変えるだけで、同じバッグでも季節やTPOに合わせた全く異なる表情を作り出すことができます。
ツイリーは「2本巻き」と「1本巻き」の印象を徹底比較
ツイリーは、両方のハンドルに巻く「2本巻き」と、片方のみに巻く「1本巻き」の二つの主流な活用法があり、それぞれ異なる印象を与えます。
| スタイル | 印象 | 主なメリット |
|---|---|---|
| 2本巻き(両ハンドル) | 華やか、完全な保護、正統派 | ハンドル全体の手垢・日焼け防止、フォーマル感 |
| 1本巻き(片ハンドル) | カジュアル、非対称、モダン | 抜け感、バッグの印象を抑えたい時、コスト |
上品さを追求するエレガンス志向の方には、バッグ本体の色と調和するデザインを選び、両ハンドルに巻く「2本巻き」をおすすめします。これにより、ハンドルの保護も万全になり、より長く美しい状態を維持できます。
「バーキン ツイリー 巻き方」別:品良く見せるアレンジ術
ツイリーの巻き方にはいくつかのテクニックがありますが、いずれもバッグの品格を損なわないよう、結び目や余った部分を美しく処理することが重要です。
- フル巻き(タイト巻き):ツイリーをハンドルの根元から先端まで、隙間なく巻きつける方法です。最も保護力が高く、整然としたエレガントな印象を与えます。巻き終わりの結び目をハンドルの内側に隠すことで、すっきりとした仕上がりになります。
- 根元リボン巻き:ツイリーをハンドル根元に巻きつけ、余った部分を小さく結んでリボン状にする方法です。可愛らしさや遊び心が加わりますが、大人の女性が使う場合は、リボンのサイズを控えめに、あくまでさりげないアクセントとすることが上品に見せる秘訣です。
ツイリーで差をつける「バーキン ツイリー 男」の着こなし
近年、メンズファッションにおいてもバーキンが定番化していますが、ツイリーは男性のバーキンスタイルにも洗練されたアクセントを加えることができます。
男性の場合、ツイリーの色柄選びと巻き方が特に重要になります。
- シックなトーンを選ぶ:ネイビー、チャコール、カーキ、ボルドーなど、深みのある色合いのツイリーを選ぶと、バッグの持つ高級感とマッチします。幾何学模様やロゴパターンなど、グラフィカルなデザインを選ぶのがスマートです。
- 巻き方はシンプルに:ハンドル全体を覆う「フル巻き」で、結び目をタイトに隠すのが最も洗練されて見えます。リボン結びなどのフェミニンな要素は避け、あくまでハンドルを保護し、カラーをプラスする機能的な装飾として扱うことが「バーキン ツイリー 男」のかっこいい着こなしの鍵です。
大人のメンズバーキンの選び方とスマートな持ち方

バーキンはもはや女性だけのバッグではありません。適切なサイズとカラーを選べば、大人の男性にふさわしい、最高のビジネス・カジュアルバッグとなるでしょう。「バーキン 男 おかしい」という誤解を払拭し、スマートな持ち方を実践することで、あなたのスタイルを格上げできます。
「バーキン メンズ 35」はビジネスシーンで使えるのか
メンズバーキンの中でも、35cmサイズはビジネスバッグとして非常に高い実用性を持っています。
- 容量:A4サイズの書類はもちろん、13インチ前後の薄型ノートPCやタブレットも収納可能です。
- バランス:日本人の男性の平均的な体格であれば、40cmでは大きすぎ、30cmでは小さすぎることが多いため、35cmは最もバランスが良く、「デキる大人のビジネスバッグ」として違和感なく馴染みます。
素材は、耐久性が高く傷が目立ちにくいトゴ、カラーはノワール(黒)やエトゥープ、ゴールドといったニュートラルカラーを選ぶことで、フォーマルなスーツスタイルからビジネスカジュアルまで幅広く対応できます。
「バーキン 男 おかしい」を払拭する大人のサイズ選び
男性がバーキンを選ぶ際に最も重要なのは、自身の体格と荷物量に見合ったサイズを選ぶことです。
体格に対して小さすぎるサイズ(特に25cm)は、どうしても女性的な印象を与えがちです。
| 選択すべきサイズ | 推奨体型・用途 | 避けるべき点 |
|---|---|---|
| バーキン35 | 標準体型、日常のビジネス利用 | カジュアルに偏りすぎない色・素材を選ぶ |
| バーキン40 | 大柄な体型、1泊程度の出張・旅行 | 日常使いにはボリュームが出やすい |
また、パステルカラーやビビッドなカラーは避け、シックな色を選ぶことで、バッグが持つ高級感だけを際立たせ、「バーキン 男 おかしい」という先入観を払拭できます。
ラフで洗練された「バーキン かっこいい 持ち方」の秘訣
男性のバーキンのかっこいい持ち方は、「抜け感」と「自信」に集約されます。
- オープンスタイルが基本:フラップを内側に折り込み、クロア(ベルト)を締めてロックをしない「半開き」の状態で持つことで、威圧感が減り、ラフで都会的な印象になります。
- カデナ・クロシェットは収納:クロシェットやカデナはあえてバッグの内側にしまい、シンプルかつミニマルに持ち運ぶスタイルが、男性の間で好まれます。金具の光沢よりも、上質なレザーの質感を主役にするのがスマートです。
- 堂々とした手持ち:ハンドルを片手でしっかりと持ち、腕に軽く掛ける程度にします。バッグを身体から少し離すような、自信に満ちた佇まいが、バーキンの持つマスキュリンな魅力を最大限に引き出します。
プロが回答するバーキンに関するよくある疑問(FAQ)

バーキンを大切に愛用される方々から寄せられる、クロシェット、カデナ、そして日常のケアに関する疑問にお答えします。
Q. カデナを付けっぱなしにすると革に傷はつきますか?
A. 傷やへこみ(スマイリー跡)がつくリスクは高まります。
カデナは金属製であり、歩行中や電車内などでバッグが揺れるたびに、革の表面やターンロック金具に接触します。
特にバッグをロックするためにカデナをトゥルニク(金具の穴)に固定したままにすると、革に圧力がかかり、カデナの輪郭に沿ったへこみや傷(通称スマイリー跡)が残りやすくなります。リセール価値を重視される場合は、使用時以外はカデナを外して保管するか、クロシェットのみを装着してカデナはバッグ内部のポケットにしまうことをおすすめします。
Q. 雨の日でもバーキンを「使い倒す」ための注意点は?
A. 専用のレインカバー(カヴァリエール)の使用が必須です。
バーキンは上質なレザーで作られていますが、特にトゴ、クレマンス、ボックスカーフなどは水濡れに弱いです。雨に濡れるとシミや水膨れの原因となり、乾燥後も革が硬くなる可能性があります。
「使い倒す」とはいえ、天候には配慮が必要です。エルメス純正のレインカバーを常に携帯し、雨が降ってきたらすぐにカバーを装着してください。また、万一濡れた場合は、すぐに乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥させることが重要です。
Q. クロシェットとカデナは紛失した場合再購入できますか?
A. エルメスの直営店で再購入またはオーダーが可能です。
クロシェットとカデナ(鍵)は、バーキンに付随する重要な資産です。もし紛失してしまった場合は、エルメスの直営店にバッグを持ち込み、再オーダーを依頼できます。その際、バッグ本体のシリアルコードや購入履歴が確認されます。再購入できるとはいえ、手間とコストがかかるため、日常的な管理には十分な注意を払うことが大切です。
まとめ:バーキンとの日々を豊かにする3つの所作
バーキン クロシェット 付け方から、洗練されたスタイリング、そしてメンズの活用術までご紹介しました。
バーキンは単なるバッグではなく、あなたの人生のステージを彩る生涯のパートナーです。このバッグを真に愛し、その価値を最大限に引き出すためには、以下の3つの所作を心に留めてください。
- 「正しい付け方」を守り、バッグの美しさを保つこと。
- TPOに合わせた「品格ある持ち方」を極めること。
- 日々の「丁寧なケア」で、バッグの価値を育てていくこと。
高価なバッグだからと過度に緊張せず、しかし決して雑に扱わず、自信と敬意を持って接する姿勢こそが、バーキンを最も美しく輝かせます。あなたのエレガントな日々が、バーキンと共にさらに豊かで洗練されたものになることを願っています。