お手入れ・メンテナンス

革製品の手入れに最適なクリームは?おすすめ10選

革製品の手入れに最適なクリーム

革製品は使い込むほどに味わい深い表情を見せてくれる素材ですが、適切な手入れをしないと、乾燥やひび割れなどの劣化が進んでしまいます。

大切な革小物を長く愛用するためには、定期的なお手入れが欠かせません。

そこで重要になるのが、革製品の手入れに最適なクリームの選び方と使い方。

この記事では、革靴や革バッグ、革財布など、様々なアイテムに使えるおすすめの革用クリームをランキング形式でご紹介します。

また、革の種類や状態に合わせたクリームの使い分け方、正しいお手入れの方法など、革製品の手入れに役立つ情報が満載。

ぜひ参考にして、お気に入りの革小物を自分好みの逸品に育ててくださいね。この記事を読むと、「革製品 手入れ クリーム おすすめ」と検索している人への結論は以下の4点にまとめられます。

この記事のポイント

  • 革製品の種類や状態に合わせて、レザーオイルとレザークリームを使い分けるのが効果的
  • コロニル1909シュプリームクリームデラックスなど、人気の革用クリームを参考にすると良い
  • 革靴なら月1〜2回、財布やバッグも定期的にクリームでケアするのが長持ちの秘訣
  • 100均やオリーブオイルなど身近なもので代用できるが、本格的なケアには革用クリームの使用がおすすめ

革製品の手入れに欠かせない!おすすめ革用クリーム10選

革製品の手入れに最適なクリーム

革製品は使い込むほどに味わいが増し、長く付き合える相棒となります。しかし、手入れを怠ると乾燥やひび割れの原因に。大切な革製品を末永く愛用するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

そこで今回は、革製品の手入れに使えるおすすめの革用クリームを厳選してランキング形式でご紹介します。これを読めば、あなたの革小物が喜ぶ最適なクリームが必ず見つかるはずです。

レザークリーム ランキング

革用クリームの選び方は悩ましいもの。そこでまずは、革製品のお手入れに定評のあるクリームを人気ランキング形式でお届けします。

第1位:コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス

革靴や鞄など、幅広い革製品に使える万能タイプ。天然オイルが配合され、少量でも革に素早く浸透。仕上がりは自然で上品な艶感です。

100mlで3,300円(税込)とやや高めですが、コスパの良さは折り紙つき。

第2位:M.モゥブレィ デリケートクリーム

デリケートな革小物のケアに最適。無色タイプなので色移りの心配がなく、ヌメ革などの淡い色の革にもおすすめ。

シアバター配合で優しく保湿してくれます。50mlで1,650円(税込)。

第3位:コロンブス レザーローション

サラッとした液体タイプで伸びが良く、革本来の質感を損ねません。ビタミンE誘導体が配合されており、型崩れやひび割れを防ぐ効果も。

ランキングの続きは以下の通りです。

4位:ラナパー オリジナルレザートリートメント
5位:ブリティッシュレザー レザーミルク
6位:RED MOOSE プロテクター
7位:Saphir ビーズワックスポリッシュ
8位:MINK OIL ミンクオイル
9位:Leather Honey レザーコンディショナー
10位:Obenauf's LP ブーツ&レザーコンディショナー

それぞれに特徴があるので、革の種類や使用頻度に合わせて選ぶのがポイントですね。

革財布の手入れにおすすめの革用クリーム

革財布は毎日持ち歩くからこそ、丁寧なメンテナンスを心がけたいもの。おすすめは以下の2つです。

・シュペリエール 皮革用クリーム

革の栄養分であるラノリンを豊富に含んだ、少量でよく伸びるクリームです。塗布後はツヤが出て、手触りもしっとり。少し固めのテクスチャーなので、塗りすぎを防げるのもうれしいポイントです。45gで1,628円(税込)。

・ニックス レザーケアクリーム

保革成分のミツロウと保湿成分のホホバオイルをバランス良く配合。ウォレットによく馴染み、気品ある艶を引き出してくれます。無香料・無着色なのも naturel志向の方に好評です。35gで660円(税込)。

表面が擦り切れたり、型崩れが気になる革財布にはクリームがおすすめ。油分補給と保湿ケアでふっくらとした質感を取り戻しましょう。

革バッグのメンテナンスに使いたいレザークリーナー

日常的に酷使しがちな革バッグは、ホコリや汚れが付きやすいのが悩みの種。そんな時はレザークリーナーを使ってみましょう。

・シュペリエール ホワイトクリーナー
カーペットなどについた頑固な汚れを落とすのに定評があるクリーナーです。革本来の色を損なわず、スッキリと洗い上げてくれます。色移り防止効果もあり。100mlで1,650円(税込)。

・コロンブス ラバークリーナー
こちらもカーペットマットなどの洗浄に使われるラバータイプのクリーナー。革の目止め効果があるので、長期的な保革にも役立ちます。起毛革以外の革バッグなら幅広く使えて便利。180mlで550円(税込)。

クリーナーは皮脂汚れの目立ちやすい淡い色のバッグに特におすすめ。汚れを落としてから保湿クリームを使うのが正しい手順ですよ。

革靴のお手入れに最適な革用クリーム

革靴のお手入れといえば、まずクリームが定番。より良い状態を保つには、以下の2つを押さえておきたいですね。

・コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス
先述の通り、革靴のケアにも最適な万能クリームです。天然由来の保湿・栄養成分が足を守り、美しい発色とツヤ感を演出。撥水効果もあるので、レザーシューズのデイリーケアにうってつけ。カラー展開が豊富なのも◎。

・サフィール ビーズワックスポリッシュ
こちらはツヤ出しに特化した靴クリーム。蜜蝋(みつろう)が主成分で、塗るだけで鏡面のような輝きが得られると評判です。伸びが良く、少量でも革全体に行き渡るので経済的。ニュートラルカラーは50mlで2,178円(税込)。

革靴は定期的なお手入れが長持ちの秘訣。少なくとも月に1〜2回はクリームを使って、丁寧にケアしてあげましょう。

100均で買える革財布用クリーム

革小物のお手入れにはできるだけお金をかけたくないという方におすすめなのが、100均ショップで購入できるお手頃価格の革用クリームです。

・ダイソー レザーミルク
シアバター配合でデリケートな革にもやさしいレザーミルク。少量でサラッと伸び、ベタつきも少ないので使いやすさ抜群です。

・セリア レザーケアクリーム
ミンクオイル配合でコスパが高いと人気のクリーム。保湿力が高く、塗った後はしっとりなめらかな手触りに。

・キャンドゥ 皮革用クリーナー&クリーム
汚れ落としから保湿ケアまで、これ1本でOKの便利アイテム。無色透明なので色移りの心配もありません。

ワンコインで革小物のケアができるのは嬉しい限り。ただし100均の製品は品質にばらつきがあるので、必ずパッチテストをしてから使うのがマストですよ。

家にあるもので代用できる革の保湿クリーム

革用クリームを買い忘れた!という時は、家にある身近なアイテムで代用するのも一案です。

・オリーブオイル
食用オイルの中でも保湿力が高いとされるオリーブオイル。コットンに少量含ませ、革になじませるように塗るのがコツです。

・ワセリン
ミツロウなどを原料とする半固形の保湿剤。伸びが良く、白くならないのも嬉しいポイントです。少量を手のひらで温めてから塗布しましょう。

・ホホバオイル
酸化しにくく保湿力が高い、スキンケアでもおなじみのホホバオイル。サラサラとした使用感で、革本来の質感を活かしてくれます。

ただしあくまで緊急用と考えるのが賢明。長期的に使い続けると、革に合わない場合もあるので注意が必要です。やはり革用クリームを常備しておくのが一番ですね。

革製品の手入れクリーム選び方と使い方のコツ

革製品の手入れに最適なクリーム

革用クリームを使えば、愛用の革小物がよみがえります。でも選び方を間違えると、かえって革を傷めてしまうことも。ここからは、失敗しないクリーム選びと正しい使い方のポイントをお教えします。

レザーオイルとレザークリームの違いは何ですか?

革製品のお手入れでよく耳にするのが、「レザーオイル」と「レザークリーム」という言葉。どちらも保湿・栄養補給を目的とするケア用品ですが、違いを理解して使い分けることが大切です。

レザーオイルの特徴は、以下の通り。

・液体状またはジェル状のオイル
・浸透力が高く、短時間でケアできる
・油分が多いので、乾燥した革や硬い革に効果的
・光沢は控えめで、革本来のマットな質感が楽しめる

一方、レザークリームは、

・クリーム状の保湿・栄養剤
・油分とロウ分をバランス良く配合
・伸びが良く、ムラなく塗布できる
・ツヤ感が出て、キズや色ムラを目立たなくしてくれる
・保湿力はオイルに劣るが、仕上がりが自然

こんな特徴があります。つまりオイルはしっかり保湿したい時、クリームは仕上がりの美しさや使いやすさを重視する時に適しているというわけです。

革の状態に合わせて、2つを使い分けるのが理想的。最初にオイルで集中ケアをした後、クリームで仕上げるのがおすすめの方法ですよ。

革用クリームはどこに売ってる?入手方法を解説

革用クリームの代表的な入手先としては、以下が挙げられます。

・東急ハンズ、ロフト、無印良品などの大型雑貨店
・お気に入りのブランドの直営店・路面店
・靴専門店、鞄専門店などの革製品店
・家具・インテリアショップ(イサムノグチなど)
・Amazonや楽天などのオンラインショップ

革小物を扱うセレクトショップなら、必ずと言っていいほどケアグッズも取り揃えています。信頼できるショップで、店員さんに相談しながら選ぶのがおすすめです。

通販は種類が豊富で価格競争力があるのが魅力。レビューをチェックしたり、実店舗で実物を見てから購入を決めるのが賢い買い方ですね。

最近では、ドン・キホーテやDIYショップでも革用品が並ぶようになりました。スーパーのホームケアコーナーに並んでいることも。身近な場所でも意外と見つかるので、探してみる価値ありですよ。

革製品にクリームを塗った後はどうしたらいいですか?

革用クリームを塗った後のお手入れ方法は、以下のステップで進めるのがセオリーです。

  1. クリームを少量取り、革全体に伸ばす
  2. 指先や柔らかい布で丁寧に塗り込む
  3. 5〜10分程度なじませる
  4. 乾いた布でクリームをふき取る
  5. 仕上げにブラッシングをする

ここで大切なのが、「クリームを塗りすぎないこと」。革の表面に膜を作るように薄く均一に伸ばすのがポイントです。

塗った後はしっかりとなじませること。密着させることで、クリームが革の奥まで浸透してくれます。

最後に余分なクリームをきれいに拭き取ること。黒ずみやベタつきの原因になるので、仕上げは念入りに。

馬毛ブラシなどを使って、やさしくブラッシングするのもおすすめです。革の繊維を整え、ムラなくツヤを出してくれる効果が期待できますよ。

表:革製品のクリーム塗布後のステップ

ステップ内容
1クリームを少量取り、革全体に伸ばす
2指先や柔らかい布で丁寧に塗り込む
35〜10分程度なじませる
4乾いた布でクリームをふき取る
5仕上げにブラッシングをする

革財布の手入れに使える家にあるものは何ですか?

革財布のケアは、革財布のケアは、家にあるものでも代用できます。代表的なアイテムをご紹介しましょう。

・オリーブオイル:先述の通り、保湿力の高い食用オイル。コットンに含ませ、薄く伸ばして使います。

・ワセリン:保湿効果抜群の万能アイテム。少量を手のひらで温めてから塗り込むのがコツです。

・ミンクオイル:手作りコスメにも使われる動物性オイル。少量でも革に良くなじみ、ツヤと潤いを与えてくれます。

・ホホバオイル:肌なじみの良いスキンケアオイル。サラサラとした使用感で、ベタつきません。

・ハチミツ:天然の保湿成分として知られるはちみつ。少量を湯煎して液状にし、革に薄く塗って拭き取ります。

ただし、あくまで応急処置と考えるのが賢明です。革に合わない場合は、変色やシミの原因にもなります。可能な限り、革製品用のケア用品を使うことをおすすめしますよ。

革靴にクリームは必要ですか?正しいお手入れ方法

革靴は、日々の歩行で大きな負担がかかるもの。定期的なクリームでのお手入れは、美しさと寿命を保つために欠かせません。

おすすめのケア方法は、以下の通りです。

  1. 汚れを落とす:ブラシや柔らかい布で、ホコリや泥汚れをていねいに落とします。
  2. クリームを塗る:適量を指にとり、革全体にムラなく伸ばします。縫い目や履き皺など、細かい部分もしっかりカバー。
  3. 乾拭きをする:5〜10分ほどおいた後、乾いた布で表面をやさしく拭きます。
  4. ツヤ出しをする:仕上げに、ツヤ革用のクリームやワックスを薄く塗って、ブラッシングするとより美しい輝きが生まれます。

このお手入れを、少なくとも月に1〜2回は行いたいですね。

ビジネスシューズなど、よく履くものはこまめなケアを心がけましょう。普段手入れをサボりがちな踵の減りや型くずれにも注意です。

レザースニーカーのお手入れには、保湿力の高いオイルがおすすめ。スウェードなどのデリケートな革靴は、起毛革用のブラシでやさしくお手入れするのがベターですよ。

革製品の手入れクリーム選び方のポイント

ここで、革用クリームを選ぶ際の重要ポイントを振り返っておきましょう。

  • 革の種類に合ったものを選ぶ:牛革、馬革、豚革など、革の種類によって適したクリームが異なります。
  • 革の硬さを見極める:硬い革にはオイルを、柔らかい革にはクリームを使うのが基本。
  • 色の合うものを選ぶ:無色のほか、ブラック、ブラウン、ニュートラルなどがあるので、革の色に近いものを。
  • 状態に合わせて使い分ける:乾燥がひどい時は油分の多いオイル、ツヤ出しには蜜蝋配合のクリームを使います。
  • 香りの好みで選ぶ:無香料から香油配合まで、好みに合わせて選ぶのも◎。
  • ブランドの信頼性を重視する:実績のあるブランドなら、品質と効果が期待できます。

革の個性を見極め、TPOに合わせて使い分けるのが上手なケア方法。

自分の革小物に最適なアイテムを見つけるために、色々試してみるのも楽しいですよ。

革製品のお手入れQ&Aよくある質問

革小物のお手入れについて、よくある質問にズバリお答えしましょう。

Q. クリームの使用期限はどれくらい?
A. 未開封で2〜3年、開封後は6ヶ月〜1年程度が目安です。変色や臭いの変化があれば、早めに買い替えを。

Q. 雨に濡れた革靴はどうすればいい?
A. 濡れたまま放置すると、型崩れやカビの原因に。新聞紙を詰めて形を整え、陰干しした後、クリームでしっかり保湿します。

Q. スウェード革のお手入れは?
A. 付属のブラシでやさしく起毛面を整えるのが基本。汚れはスウェードゴムで、スプレータイプの防水剤もおすすめです。

Q. 日頃のお手入れは水拭きだけでもOK?
A. 水分だけでは革が乾燥する恐れがあるので、クリームでの保湿ケアは必須。最低でも月1回はケアを。

Q. カビが生えた革小物は救える?
A. 放置すると取り返しがつかなくなるので、早めの対処が肝心。カビ取り剤で殺菌し、十分に乾燥させた後、丁寧に磨きます。

日々のケアを習慣づけることが、革小物を長く愛用するコツ。疑問やトラブルがあれば、早めに専門店に相談しましょう。

まとめ:大切な革製品を長く使うためのケア術

革製品の手入れに最適なクリーム

革の魅力は、使い込むほどに増す味わい深さ。最後に、革小物を末永く愛用するためのケアポイントをまとめます。

まとめ

  • こまめなお手入れを:ホコリ取りから保湿ケアまで、定期的にケアしましょう。
  • 専用アイテムを使う:革用のクリームやオイルを上手に使い分けるのが賢明。
  • 収納場所に注意:高温多湿を避け、通気性の良い場所で保管します。カビ予防に防湿剤も。
  • 現状維持を心がける:傷や型崩れを放置せず、小まめな補修を。
  • 買い替え時を見極める:お手入れしても機能性が落ちたら、思い切って買い替えも検討します。

革は年月とともに、持ち主の生活に馴染んでいくもの。

お気に入りの革小物を、ずっと大切にできる喜びを味わってくださいね。

以上が、革製品の手入れに欠かせないおすすめ革用クリームの選び方から使い方まで、詳しくご紹介した内容になります。

ぜひ参考にして、愛着のある革小物を、自分色に育てていってください。

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